バーキン風トートバッグ②
バーキン風トートバッグの第2回です。

ふと思ったのですが、これってトートバッグなんですかね?
まずバーキンってなんだ?というところから。
詳しくは色々なWEBページに書いてありますが、女優のジェーン・バーキンさんのためにエルメス社長、ジャン・ルイ・デュマさんが作らせたという説がありますが、なんかどの話も微妙に違うw
共通してるのは、飛行機で隣の席になった2人が、バッグについて話をしたということ。バーキンさんが当時使っていたのは藤のカゴの不便なもので、子育て中ということもあり、今で言うマザーバッグのようなものがあったらいいな、という話になったとか。
ここで重要なのはマザーバッグという点かと思います。
底が広くて色々なものがゴソッと入り、中が見えないように蓋ができて、開閉がスムーズにできる。
こういう特徴がまさにバーキンだなあと思います。
そして時が経ち、その機能性よりも高級ハンドバッグのアイコンとなって今に至るという…
私がバーキン風のカバンを作ったのは機能的な面でとても感動して驚いたから。高級かどうかはあまり関係ないんです。
さて、バーキンってこんな感じ。

これ、中古の販売ページです。
金額が…うーん、0が多すぎてわからないw
いや、わかりたくないw
なんでこんなに高いかはよくわかりません。
いい素材を使ってしっかり作ってあるだけではこんな値段にならないと思う。
まぁ、ブランドってそういうものなんでしょう。
で、このバーキンをセレブたちが使うわけですが、フラップは閉めない。ベルトも留めずにブラブラなまま。それがカッコいいらしいのですが、それだとバーキンの機能的なところを全然活かせてないんですけど…

こんな使い方。
ベルトがブラブラして邪魔だろうに…
セレブの使い方を真似る庶民たちが、さらに助長していって、バーキンは「ラフに使うのがカッコいいセレブ感のあるバッグ」としてアイコン化されています。
このバッグの凄いところは、フラップを使ったり仕舞ったりできて、ベルトでマチを絞りつつ、自由に使えるところであって、全部開いてベルトもブラブラしてるのが魅力じゃないと思いますけどね。
世の中のエルメスマニアを全員敵に回したところで、今回作ったバッグの紹介を続けましょう。

ベルトを緩めてバッグを開くとこんな感じ。
色々なものが見えますよね?
それが重要で必要なものがすぐ取り出せる。
これ凄いです。

開いて置くとファイルボックスみたいなもんですよ。

マチを絞るベルトがフラップを押さえる役目も担ってるから、機能が連携してますよね?
エルメスの方は、フラップを閉めて金具をロックすればベルトやフラップがすべて固定できるだけでなく、鍵を1つかけるとベルトもフラップも外れなくなるという構造で、その機能が特徴的なデザインとして活きているというところが凄いなーと思います。
ということで第2回目はこれくらいにして、第3回はディテールに迫りましょう!